ちょっとだけリガになじんできたような
6月1日(木) 晴れ/曇り
今日も相変わらず朝から仕事をしていたけれど、最後の難関をクリアする見通しが立ったからか、
なんとなく気持ちにも余裕が出てきた。
で、ポルトガルでよく作っていたチキンのシチューでも作ろうかなという気になって、
16時ごろに(それでも朝から16時までは一心不乱に原稿を書いていた)STOCKMANに行った。
小さい町とはいえ、ナビにも頼らずスムーズにSTOCKMANに行けて、
なんだかちょっとこの町になじめたようで嬉しかった。
鶏もも肉や冷凍の野菜、トマトジュースとミネラルウォーター、ヨーグルト。
キャンディー、クラッカー、アイスクリーム。
いちいちパッケージがかわいいから、量が多くてもつい買ってみたくなる。
おいしそうなサーモンのお寿司もゲット。
デリの買い方もわかったし、もう冷たくあしらわれることもない。
大きなキッシュと大量のオリーブを買おうとしたら、
おばちゃんから「あんた一人分だったら多分多すぎるから半分にしときな」みたいなことを言われ、
わざわざ小さいカップに計ってくれた。
おばちゃん、意外とやさしいじゃん。
いやいや、この国のおばちゃんはなかなか存在感もインパクトも大きい。
会計の際、レジのおばちゃんからラトビア語で何か聞かれ、わたしがきょとんとしていると
後ろに並んでいたおばちゃんがレジのおばちゃんにささっとカードを差し出した。
ん?なんだ?
どうやらレジのおばちゃんは「ポイントカードを持ってないか」とわたしに聞いたようで、
そのことが理解できないとわかった後ろのおばちゃんが
自分のカードを差し出してわたしが払った分のポイントをゲットしたわけだ。
やるなぁおばちゃん。笑ってしまった。
窓の外の広場は相変わらず観光客が多いけれど、
今、雨がポツポツ降り出している。
そして今日はとても寒い。
何も考えずに夏服しか持ってこなかったので、これじゃもたないかなと思ったり。
靴もブカブカだから、足首が何度もカクッとなって石畳はすごく歩きにくい。
そういえばこっちの人はみんなスニーカーで、ハイヒールの人はまったく見かけない。
エレガントなワンピースを着ていても、足元だけはカジュアル系。
まぁ確かに、それはそうだ。ハイヒールなんかでこの石畳を歩けるわけがない。
というわけで、上着とスニーカーを買うかどうか思案中。
土曜日に行く予定の民芸市の道順を調べる。
今回の旅の目的のひとつは、ラトビアで毎年6月に開催されている「森の民芸市」に行くことにある。
郊外の森の中で、地元の人たちが手作りした雑貨や食品、洋服なんかを売る1年に1度の民芸市。
かなり規模が大きいらしく、コロナ前は日本からツアーも出ていたらしい。
バスで30分ぐらいかかるらしいので、明日、バス停を確認しに行ってみよう。
ローカルバスに乗るのも、旅の大きな楽しみだ。